苫小牧で理想のマイホームを建てたい!という夢を実現させるためには、苫小牧がどんな街なのか情報を集めておくことが大切です。また注文住宅を建てる際のポイントや注意点、注文住宅業者はどこを選んだらいいのか?など知らないと損をすることも多くあります。
このサイトに書いてあることを参考にすれば、きっと納得のいく高性能な注文住宅が建つでしょう。ぜひ参考にしてください。
苫小牧ってどんな街?特徴と気候について知ろう

苫小牧は、新千歳空港から車で約30分の距離に位置します。苫小牧は自然を身近に感じられる環境ですが田舎臭さもなく、札幌まで車で約1時間なので都市部へのアクセスも抜群で落ち着いて暮らすのには、苫小牧は「ちょうどいい」と言えるのではないでしょうか。
苫小牧の特徴
苫小牧は家族連れで遊びにいけるレジャースポットが多く子育て世代からの人気が集まってきているようです。私の家もよく遊びに行くノーザンホースパーク(苫小牧市美沢114-7)は、道内だけではなく海外観光客が多く訪れています。
苫小牧は競走馬育成の地としても名を馳せていますが、ノーザンスノーパークでは馬車に乗れたりポニーにエサをあげたり直に触れ合えるので小さな子どもの楽しそうな声が溢れています。また、馬だけでなく可愛らしいエゾシマリスと出会えるなど、何度足を運んでも飽きることがありません。
入園料も大人500円・小学生未満は無料なのもお財布に優しいので主婦的には休日のお出かけ先としておすすめです。その他にも苫小牧の北西部にある樽前山は、北海道の天然記念物である溶岩円頂丘があり三世界でも珍しい重式の活火山としても有名です。
初夏から秋頃の雄大な景色は圧巻です。冬の景色としては湿地のウトナイ湖(苫小牧市上苗)も外せません。
ガン・カモ・ハクチョウなどの野鳥の姿を目にすることができ、道の駅もあるのでおいしい匂いについついお財布の紐もゆるみがちになります。
また、我が家の子どもはまだ小さいのでもう少しおおきくなったら連れていきたいのが、苫小牧市科学センターミール展示館です(苫小牧市旭町)。旧ソ連が打ち上げた世界初の宇宙ステーションが役目を終えて、今では苫小牧に展示されています。
宇宙ステーションにお目に掛かれるのは日本国内で苫小牧だけなので、苫小牧市民としてはとても鼻が高いわけです。
苫小牧の気候
苫小牧の気候についても触れておきます。道民なら少しでも雪の少ない地域に腰を据えたいと思いますよね。
苫小牧は、道内でも雪が少ない地域として有名です。分かりやすく数字で表すと、札幌の年間降雪量が400㎝~600㎝に対して苫小牧は、100㎝~200㎝と圧倒的な雪の少なさが分かると思います。
50㎝以上積もることも少ないので雪下ろしがしんどいという声は、ほとんど耳にしません。夏もカラッとしていて平均気温が21度前後なので快適に過ごせるでしょう。梅雨や台風もない、雪が少ない苫小牧は道内でもおすすめです。
ポン
- レジャースポットが多く、子育て世代から人気がある街
- 宇宙ステーションにお目に掛かれるのは日本国内で苫小牧だけ!
- 道内でも雪が少なく梅雨や台風がない地域で、夏はカラッとした過ごしやすい気候
建てるなら良い家にしたい!注文住宅で重視したい性能とは

せっかく注文住宅を建てるなら良い家を建てたいですよね。そこで良い家がどんな家なのか考えてみました。
それは、大切な家族の命を守ってくれる家ではないでしょうか。記憶に新しいのが北海道胆振東部地震です。
真夜中の3時に起きた真っ暗な中の大きな揺れは最大震度7で苫小牧でも震度5の強い揺れがありました。暗いだけでも怖いのに地鳴りと揺れで息子と夫と布団をかぶり、ただただ震えていたことを今も鮮明に覚えています。
大地震を経験する前までは、注文住宅を始めとする家に求めるものは「寒い冬でも暖かい家」でしたが、これからは「耐震性」もしっかり選びたいポイントです。良い家を建てるためには欠かせない「耐震性」「断熱性」「気密性」について触れていきましょう。
耐震性
耐震性とはその名のごとく、揺れに耐え凌ぐことです。耐震性を取り入れた家は揺れに強く地震の揺れだけでなく強風にも強いといえます。
地震対策にも「耐震」「制震」「免振」とありますがなかでも耐震は手ごろな費用で工事期間が短いことが特徴です。
また、注文住宅の設計の影響を受けないので個性的な外観のデザインの注文住宅を希望している方でも取り入れられる地震対策としておすすめです。
断熱性
家の壁や床や天井に苫小牧の気候に適した断熱材を使用し外の冷たい空気から家を守り、夏の強い日差しから熱を逃します。「夏は涼しく冬は暖か」な家が理想的ですが、正に断熱性の高い家にすれば実現可能です。
快適な家は過ごしやすいのも魅力ですが、室温が快適に保てるということは、エアコンやストーブなどの使用が減り光熱費が下がることに直結します。快適な室温で過ごせて家計に優しいのは嬉しい限りです。
気密性
気密性が高い家というのは無駄な隙間のない家のことを指します。隙間がないので外気の侵入を防ぎ、室内の空気が逃れるのも食い止めます。
気密性は断熱性との関係性が非常に高いので、断熱性と気密性はセットに考えるといいでしょう。いくら質の高い断熱材をふんだんに使用しても気密性が低ければ意味がありません。
その反対に密閉されたような気密性の高い家ならば断熱材のパフォーマンスを高めることができます。外気というと夏の暑さ・冬の寒さを連想しますがそれだけではありません。花粉やPM2.5などの侵入を防ぎながら室内の空気を定期的にうまく循環してくれるので室内の空気が清潔に保たれるという利点もあります。
冬に洗濯物を室内干しすることが多い苫小牧では室内の空気が循環されているということは高ポイントではないでしょうか。
「耐震性」「断熱性」「気密性」は良い家を建てるのに欠かせない性能だということがお分かりいただけたと思います。この3つの性能は、後から付け足すことができないので、ぜひ注文住宅を建てる際にはこだわるべき性能だと言えるでしょう。
ポン
- 地震対策の中でも制震は手ごろで工事期間が短く、デザイン重視の注文住宅でも取り入れやすいのでおすすめ
- 断熱性の高い家を建てよう
- 断熱性と強いつながりを持つ気密性も要チェック
ハウスメーカー?工務店?注文住宅を建てるならどっちがいの?

注文住宅業者は「ハウスメーカー」と「工務店」の2つに分かれますが、それぞれの特徴をご存じでしょうか?同じような2つですがしっかりと特徴を抑えてメリット・デメリットを比較してみましょう。知識を付けておけば注文住宅を建てる際にどちらがいいか迷わなくなるでしょう。
ハウスメーカーの特徴とメリットデメリット
ハウスメーカーの特徴は、なんといっても注文住宅を建てる際の主なパーツがハウスメーカーの工場で作られている点です。ハウスメーカーで注文住宅を建てる際の工法や施工手順があらかじめ決まっているのです。
どんなに腕のいい職人が設計書通りに家を建てるとしても設計書と一寸の狂いがなく建てることはほぼ不可能ですし、職人によって緻密さが違っては大問題です。その点、ハウスメーカーは事前に工場内で設計書通りに作られているので、あとはそのまま施工現場に運び組み立てる流れになります。
こうすることで建設工事期間を大きく短縮できるうえに施工に差がなく高い品質の注文中住宅を安定して提供できるのがメリットです。高品質で建設工事期間が短い反面、ハウスメーカーで建てる注文住宅は、「自由設計」は可能ですが完全自由設計ではなく、間取りの組み合わせや屋根の形や色など、外装も内装も数パターンのなかから選んで組み合わせることがほとんどでしょう。
もちろん組み合わせ方も十人十色ですし、十分にオリジナリティは発揮できる注文住宅を建てることが可能なのでデメリットには当たらないと言えます。
工務店の特徴とメリットデメリット
工務店と一言でまとめても実にさまざまなタイプの工務店が苫小牧に存在します。職人気質の棟梁が設計から現場での施工を行いとりまとめる工務店、デザイン重視の工務店や特定の建材や設備を採用してシリーズ化している工務店などがありますが、工務店で注文住宅を建てる場合には、設計から建築工事まで一貫して依頼することになるでしょう。
工務店での特徴は地形に左右されにくい工務店もあるという点です。設計通りの部材を最初から現場で作るわけですから変形している土地や狭い土地でも対応可能な工務店もあれば、工務店であってもシリーズ化している場合は、やはり制約を受けることになります。
デザイン性に関しても工務店によって差は大きくあるのも特徴でハウスメーカーの方が好まれるデザインが多いのも否定できません。また工務店は、現場で建てることからどうしても「品質」において不安が残ります。
それはハウスメーカーの工場で生産している制度の高さと比較するとどうしても機械VS人の手ですからその点をデメリットと感じる方もいるでしょう。
おすすめはハウスメーカー
ハウスメーカーと工務店のそれぞれの特徴とメリットデメリットをお伝えしましたが安心して生活できる性能の高さを求めるなら注文住宅はハウスメーカーで建てるのがおすすめです。理由は安定した品質の高さです。
注文住宅は大きな買い物ですし、家族の命を守るものです。そう考えると住宅性能の高さは譲れませんよね。
また比較的短期間で完成するので、我が家のように出産までに完成させたいなど「いつまでに完成させたい」と明確に時期が決まっている方にハウスメーカーは最適です。もちろん土地探しからローンや融資についても注文住宅のプロとして相談に乗ってくれるので頼りがいと安心感があります。
ポン
【ハウスメーカーの特長とメリットデメリット】
- 家の主なパーツがハウスメーカーの工場で作られている
- 建設工事期間を大きく短縮できる
- 施工品質が均一化されている
- 完全自由設計ではない
【工務店の特徴とメリットデメリット】
- 設計から建築工事まで一貫して依頼することになる
- 地形に左右されにくい工務店もある
- シリーズ化しているものは自由度が低い
- 工務店によってデザイン性に差がある
- 品質にバラつきがあることがある
注文住宅と建売住宅ってどう違う?特徴やメリットをご紹介!

注文住宅とは
注文住宅は自分に好みに合わせてオーダーで建てるのが特徴で、土地を持っている方ならその土地に合わせて設計をし、土地が無ければ土地探しから依頼するケースも多いでしょう。スタイリッシュでおしゃれな外観が好みでも内装には和を取り入れたい、中庭や屋上庭園を造りたいなんてことも可能ですし、リビングにキッズスペースが欲しい! キッチンの高さを自分の身長に合わせたい、洗面所はホテルのようにシンプルでラグジュアリーにして欲しいなど設備の要望も壁紙や床材へのこだわりや理想を思いっきり詰め込めるのが注文住宅のメリットです。
また建設中から現場を見ることができるので、どのように我が家が建つのか知ることができるのもいいですね。建設現場の大工さんから家づくりについて話が聞ける点だけでなく、自分たちの理想の家を建ててくれている人たちと直接顔なじみになれるのも注文住宅だからこその安心感に繋がります。
建売住宅とは
建売住宅は新築分譲中住宅のことをいいます。広い土地を分割し、そこに新築の戸建ての家並みを揃えて販売されていますよね。
土地と家がセットで販売されているのが特徴です。建売住宅にも2種類あり、完成してから販売されるケースと建設工事中に販売されるケースです。
完成されていれば実生活をリアルに想像しやすいのがメリットですし、建設工事中であっても何となくの雰囲気を感じ取ることができます。また、あらかじめ土地と建物の価格が分かっているのが魅力です。
しかし建売住宅の場合「人並」「どれも同じ」というのも特徴です。その特徴をメリットと受け取る方よりも、そうではないと考える方が多いのではないでしょうか。
おすすめは注文住宅
一生に一度の買い物ですからやはりマイホームは注文住宅がおすすめです。注文住宅は自由度の高さからか天売住宅と比較すると費用価格が高い点をネックとしている方が多いと思いますが、注文住宅は決して高嶺の花ではないのです。
まず自分たちの理想をすべて書きだします。そのなかから、本当に必要な設備は何か、なくてもいい物はどれかをしっかり線引きすることで無駄が省けますし、設計の際に理想を取り入れつつもコストを下げるデザインの提案をしてくれるハウスメーカーを選べばいいのです。
それに注文住宅の方が家としての性能が高いのも明らかです。耐震性・断熱性・気密性を考えるならばやはり建売住宅よりも注文住宅がおすすめだといえるでしょう。
また高性能な注文住宅なら住んでからのランニングコストの低さが特徴です。家を購入する際の価格費用だけで考えるのではなく、家を購入した後の「生涯ランニングコスト」で将来歴にかかるお金という広い視野で考えると注文住宅を選ぶ方が賢明だという結論にきっとたどり着くと思います。
高性能な家は資産価値も高く、一代限りの家ではなく、二代・三代と引き継げるのも注文住宅のメリットです。
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【注文住宅とは】
- 自分の好みに合わせてオーダーメイドする住宅
- 理想やこだわりを取り入れた住まいをつくれる
- 建設中は現場を確認できるので安心感がある
【建売住宅】
- 広い土地を分割し、そこに新築の戸建ての家並みを揃えて販売している
- 完成物件であれば実生活をリアルに想像しやすい
- あらかじめ土地と建物の価格が分かっているのが魅力
- デザインは「人並」「どれも同じ」というのも特徴
【おすすめは注文住宅】
- 理想とコストの両立を提案してくれるハウスメーカーを選ぼう
- 耐震性・断熱性・気密性を考えるなら注文住宅のほうが性能が高い
- 高性能な注文住宅は住んでからのランニングコストが低く済み、二代、三代と引き継げる
ここがポイント!注文住宅メーカーの選び方

苫小牧で注文住宅を建てる!と決めた方が気になる点は、何を基準にどこの注文住宅メーカーを選べばいいのか? ということでしょう。注文住宅メーカー選びによって理想のマイホームが建つかどうかの分かれ道になるのでぜひ参考にして最適な注文住宅メーカーを決めてください。
アフターケア
注文住宅は完成して終わりではなく、その家に住み続ける限りずっとメンテナンスが必要になります。品確法と呼ばれている「住宅の品質確保の促進等に関する法律」により家の重要箇所である基礎・柱などの基礎構造部分や雨漏りなどに関して10年間家を建てた業者が保証をすることが法律により定められているので10年間の間に定期メンテナンスは受けられますが、家に住むのはたった10年ではありません。
そう考えたとき11年目以降のアフターケアを約束してくれる注文住宅メーカーを選ぶべきです。11年目以降に有償で20年目保証を提供している注文住宅メーカーがおすすめです。
また、保証という角度から伝えると注文住宅を建てる土地に対して徹底した地盤調査を行い地盤保証の約束をし、引渡し前に第三者機関による検査を実施しているかどうかも注文住宅メーカーを選ぶ際に忘れてはいけないポイントです。
担当者の対応
担当者は注文住宅メーカーの顔ともいえる存在です。信用できる担当者かどうかを判断する選び方の最大のポイントは「宅地宅物取引士」の有資格者かどうかです。宅地宅物取引
士なら土地や家に関することに高い知識と経験を持っているので安心です。まず契約を迫ってくるような担当者は言語道断です。
担当者がきちんとヒアリングをしてくれること、疑問や不安点をしっかりと受け止めて説明をしてくれるかどうか、担当者の対応を見極めましょう。ただ単に話を聞くだけの担当者もおすすめしません。
しっかりとメモを取りながら話を聞く姿勢があり、無理なことはきちんと理由を説明し代替えを提案してくれる柔軟性の高さもポイントです。
実績や施工事例
注文住宅メーカーの過去の実績も注文住宅メーカーを選ぶ際のポイントになります。実績数が多ければ多いほど魅力のある注文住宅メーカーであることが分かりますし、顧客満足度の高さは信頼性とイコールで考えることができるからです。
注文住宅メーカー各社のホームページやカタログなどに掲載されているので気になる注文住宅メーカーの実績は必ずチェックをするようにしましょう。また、分かりやすいのが施行事例です。
実際にどんな家を建てているのか家族の数だけ見ることができるので参考にすることをおすすめします。
複数比較する
注文住宅を建てる際に1社の注文住宅メーカーしか見ずに決めてしまうのは絶対に避けましょう。また「知人の紹介」「知名度」で選ぶのもおすすめできません。
注文住宅を建てる際に望む絶対に譲れない条件と性能、予算を伝え救数の注文住宅メーカーから見積書の作成を依頼することをおすすめします。各社ごとに得意としているものがあるので価格もデザインも特色あるアイディアを得られるかもしれません。
複数の注文住宅メーカーを比較することを強くおすすめします。
ポン
- アフターケア…長期保証に対応しているメーカーを選ぼう
- 担当者の対応…宅地建物取引士の有資格者であるか、柔軟な対応力があるかチェックしよう
- 複数比較する…各社ごとに価格やデザイン、得意分野に違いがあるので、より希望に近いものを選ぶために複数比較しよう
耐震性にこだわった注文住宅で家族を守る

これから苫小牧で注文住宅を建てようと検討されている方に一番にお伝えしたいのは、マイホームを建てるなら耐震性にこだわるべきだということです。地震はいつどこで発生するか分かりませんし、身を守るためには耐震性に優れた家を選ぶのが最善策ではないでしょうか。
もちろん理想のマイホームを建てるために性能だけでなくデザインや間取りにもこだわりたいですよね。どんな家を建てたいのかイメージを膨らませてそれを実現してくれる注文住宅メーカーを選んでください。
このサイトでご紹介している注文住宅メーカーもぜひ参考にしてください。